2024/12/13 22:05

自然栽培とはそもそも何?

自然栽培とは、農薬や化学肥料を使用せず、自然の力を活かして栽培する方法です。
慣行農法や有機農法と比較して、より自然に近い形で栽培されます。

それぞれの農法の違い

表にするとこんな感じです。
農法農薬化学肥料動物性肥料植物性堆肥耕す除草
慣行農法
有機農法〇(制限有)×
自然栽培×××
自然農××××〇(畝のみ)×
自然農法(不耕起栽培)××××××

農法は、大きく分けると2つに分けられます。
それは、人がコントロールするか、自然に任せるかのどちらかです。
ここでは「土壌微生物をどう捉えるか」が一番大きな違いとなります。

土壌微生物の話についても、別の機会に解説しますね。

自然栽培の特徴はここにある!

今回は3つに絞って解説します。

❶栄養価が高い
自然栽培の野菜は、植物繊維、ミネラル類、ビタミン類が多い傾向にあります。
栽培期間の天候や土壌バランス、生産者の技術が栄養価に大きく影響することが特徴です。

風味が濃い
自然栽培の野菜は、密度が高く、ミネラル類やアミノ酸類も多いため、風味が濃くなります。
加熱調理すると、その差はさらに顕著になるため、ぜひスープをじっくり味わってみてください。

❸難易度が高い

農法が同じでも、初心者が栽培するのと、熟練者が長い年月かけてつくってきた土壌では、同じ種でも雲泥の差が生まれます。
もちろん土壌だけでなく、天候を読み取りながら、自然に委ねる栽培となるため、経験が物を言う世界です。
ただ、丁寧に育てられた野菜の栄養価は、慣行農法の野菜に比べ、ビタミン類が高く抗酸化作用が強いのは間違いありません。

まとめ

自然栽培は、自然環境に優しく、栄養価が高く、風味豊かな野菜を育てることができる農法です。
ぜひ、fuud libraryのスープでも、元気な野菜の「甘み」「香り」を体感していただけたら嬉しく思います。